自分の髪は不要?カツラという選択肢のメリットとデメリット

育毛
更新:2022.01.09
カツラをつける男性

カツラ(ウィッグ)は、薄毛に悩む男性に昔から選ばれてきた方法です。

カツラ(ウィッグ)のメリット

好きな髪形、好きな髪の量を被るだけで実現できる手軽さは、ほかの方法では得られない大きなメリットです。
より自然に見える高性能なものほど高く、数十万円は覚悟しなければなりませんが、それでも一瞬で薄毛をカバーできる方法はカツラだけです。
最近は自毛植毛にも注目が集まっており、優秀な育毛剤も多くなりましたが、それでも一瞬でフサフサになるわけではありません。
育毛剤にいたっては数ヶ月以上使ってようやく産毛のようなものが生えてくるレベルです。
自毛植毛は落ち着くまで時間がかかり、費用も数十万円では済みません。
手軽さと得られる結果、初期費用のトータルで考えても、カツラは優秀な薄毛対策の方法だと言えるでしょう。

カツラ(ウィッグ)のデメリット

しかし、もちろんデメリットもあります。
あまり注目されていないデメリットですが、カツラを被り続けることによって、頭皮が蒸れやすくなり、薄毛が進行する可能性があります。蒸れると毛穴も詰まりやすくなりますから、育毛という観点からは逆効果と言わざるを得ません。
育毛を諦めた人が取るべき手段でしょう。
費用は、自毛植毛に比べると手頃だと述べましたが、メンテナンスフリーの自毛植毛と違ってカツラは定期的に買い替える必要があります。
より自然に見えるものほど自毛と同じように抜けたり絡まったりしますので、同じ状態に見せるには2~3年おきの買い替えが望ましいでしょう。
長い目で見ると、決して経済的ではない点もデメリットと言えます。

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